素顔の坂井泉水に会える!追悼盤に未公開だったDVD封入5月27日に転落死したロックユニット、ZARDのボーカル、坂井泉水さん(享年40)の追悼アルバム2枚(15日発売)に未公開の発掘映像を収録したDVDが封入されることが8日、分かった。制作チームがデビュー当時から撮りためたテープ1000本以上の映像を2本計20分に凝縮。レコーディング風景やオフショットなど、秘密のベールに隠されていた坂井さんの素顔に触れられる。
神秘性を保つため、ファンが見られるのはプロモーションビデオやジャケットに登場するイメージショットだけだったZARD。しかし、スタッフのカメラが密かに回っており、レコーディングや撮影を終えた後の、素の姿を捉えていたのだ。
収録現場やカフェで手紙を読む姿、シャツの袖を直したり、スタッフと笑い合う姿。約20分の映像に平成3年のデビューから16年間の、誰も知らなかった生身の坂井さんが詰まっている。
今回の発掘映像は、所属事務所のZARD用倉庫(約10畳)いっぱいに積み上げられていた段ボール箱から見つかった、1000本以上のテープから編集された。
テープの長さにはばらつきがあるが、1本平均60分とすると単純計算で6万分(1000時間)。6月26、27日に東京都港区の青山葬儀所で行われた「偲ぶ会」の後、スタッフ4、5人が約2週間かけて見て選び出した。事務所スタッフが「それでも全部に目を通せたわけではない」と説明するように、ハードな作業となったが「今だから出せる映像をファンに届けたい」という熱い思いで完成させた。
追悼盤の1枚は「Soffio di vento」(イタリア語で「風のそよぎ」)。生前、カップリングやアルバム曲からお気に入りのものを選び、ファンクラブ会報で発表したリストを元に構成した。付属DVDには一番気に入っていた「My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて~」と、自身を投影し、女性シンガーの切ない思いを歌った「カナリヤ」を収録して背景に特典映像が流れる。
もう1枚はZARD制作チームが選曲した「Brezza di mare」(同「海風」)。DVDには「もう少し あと少し…」と、坂井さんが作曲も担当した「眠り」が収められている。
テーマ : 日記 - ジャンル : アダルト
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